[モーニング娘。]CHOOP

CHOOPが今後も継続して行くチームならかなり強くなりそう。
5番と10番は相手の逆を突くことを得意としていてドリブルでもパスでも一回必ずフェイクを入れて逆を突く。小島くるみでさえ置き去りされる事もしばしばあった。この動作がどういう効果を生み出すかというと”溜め”と同じ作用を生み出す。味方が敵陣の危険なスペースで受けれる時間を作るという事だ。二人がボールを”奪い”相手の逆を突いて一瞬フリーになる。逆を突くというモーションの間に味方選手がスルーパスを貰える位置に走りこむ。そして往々にしてそこにパスを出してくるのだ。ギリギリで届かなかったりタイミングが合わないことも多かったのだが危険な雰囲気には十分させていた。ある意味カウンターって奴の見本じゃないか。

ここで大事な事は二人の守備。誰かに奪ってもらって自分に渡してもらいそこから組み立てるのではなく自分でここぞという時にアプローチしてしっかりとボールを奪うということ。彼女等二人の守備から攻撃が始まってる。しっかり走ってしっかり守備をするテクニシャンな二人。素晴らしい。特に5番の質の良い運動量は感動的。


カレッツァが強いのは分かるけどそれは目先の勝利を最優先しての強さ。練習でしてきた事を出すというよりは目の前の敵を一人一殺していく強さ。言ってしまえば伸び代を伸ばしながらの強さではない。高さとコンタクト勝負を避けられスタミナで勝つようなチームが出てきたら惨敗していくだろう。

CHOOPはそれとは違う。裏で貰う事。その時間を作る事。カウンターの基礎をチームで組み立てているのが分かるしあのチームにそれが”合ってる”(遅効の時はハーフカウンター気味)。選手の特性を最大限に活用してのチームになる途中のようなそんなチーム。袴田が何処まで口出をしてるのか分からないがちょっと見直した(笑)今の面子のまま今の目指す方向に突き進んで欲しい。フットサルでの実質的な部分でガッタスのライバルに成りえる。それを強く望む。



追)感情的な部分ではカレッツァ以外ありえないので(苦笑)
ざっと見ただけなので夜ちゃんと見直して追記します。