[ガッタス]739ぼやき6

CHOOPの話

CHOOP影山のぞみが行うチェイシングにより限定されたパスコースに5番半田が狙いを定めインターセプトを狙う。更にその裏をスルーパス気味で狙われれば10番の庄子がカバリング。最初の試合では景山はfixをしていたのだが後半にピヴォに入ってからが真骨頂。とにかく追い掛け回すし体と足を相手の間合いに投げ出して攻撃を自由にさせない。


ガッタス戦でのCHOOPの3点目は泣ける。それまでの影山さんの働きぶりを見てくれた神様からの思召しだね。裏に浮き玉で出した半田も凄いけどやっぱりここは影山さんのそこにいる肉体的な強さと狙い所を賞賛したい。この3点目が入る直前によっちゃんのFKをGKが防いで直ぐに影山がガッタスゴールへ向けて猛ダッシュ。このダッシュするタイミングがえらい速い。GKが取れそうだと判断してキャッチする前にもう走っている。しかもただ走るんじゃなくて全速力で走ってる。その副産物として普通なら難なくクリア出来そうなGKからのボールを是永が珍しくトラップミスしている。是永も影山付いていく為に全速力で戻った故に起こったミスと言える。あれがゆっくりな走りであったら是永もゆっくり戻れて慌てる事も無く息が上がらずに余裕でトラップできて簡単にクリアしただろう。つまり是永のあのトラップミスは影山のすばやい攻守の切り替えと全速力での攻撃参加が起した必然なのです。そして更に言うならそれを可能にしたのは全選手を見渡していても際立つスタミナと言えるでしょう。その是永のトラップミスに半田が詰めて奪い里田の頭越しにループで影山にパスを出し影山がGKが迫る中逃げずにシュートを打つ。そのシュートそのものは里田に当たらなければ入る事も無いしょぼいシュートなのだろうけどあそこに戻りながらの里田がいることがもう勝負が付いているよ。ゴールにいれずに前にボールを落とせていてもそこには半田が詰めてる。どちらにしろ点を取られる可能性は高かったと俺は見ています。


今持っているスキルを全て出し切る事で自分よりも経験もありテクニックもあり戦術眼もあるエースプレイヤーを狂わせた良い見本。全力を出し切る事の大切さ。ガッタスのメンバーにも影山さんのプレイからその事を見取って欲しい。特に藤本美貴CHOOP戦3失点目時の是永のトラップミス直後のカバーリングは君が行かなければならなかった。あれは怠惰としか言いようが無い。味方から信用を失う事にもなりかねない由々しき事態。お台場の頃の君はそうじゃなかった筈だよ。届きそうも無いボールにももっさんは行っていたじゃないか!


追)ただしこの事を一人だけ知っている人がガッタスにもおります。ガッタスでの私の1推しである石川梨華です。優勝出来なかったのは彼女が怪我をして出れなかったからだと本気で思っています。頭を働かせての質の良い運動量とアリバイ守備では無い本気で奪いに行くチェイスガッタスでは石川さん以外では是永が辛うじて出来るぐらいで他には居りません。1試合目で怪我をしてしまったのは残念で仕方ありません。