ジュビロ磐田 3-2 浦和

勝つには勝ったが相変わらず内容はお粗末でした。相も変わらずサイドで簡単に上げさせすぎてピンチの山。サイドでの攻防ではクロスを上げさせた時点で負けだってのによ。相手が自分よりも力が有りそうなら一発削って怯ませなきゃだめだろ〜犬塚〜、なんて思っていたのだけどよくよく考えてみれば1年目の選手にそれは酷かもしれんなと。服部が出てきてそれは強く思いました。



服部は相手を引かすような怯ませるプレーを良く分かっていました。途中から入って相馬に相対してやっぱり犬塚と同じようにぶち抜かれそうになるのだけど対処の仕方が違っていた。抜かれそうになるとボールに行ってるように見せて足首を削りに(踏みに)行ったりしていました。勿論いけないことなんだけどサッカーも世の中と同じで綺麗な部分とそうではない部分があってさ。よくある光景ではありますわ。服部はその汚い事を良く知っているし、それを行う状況や判断が出来る人であります。ジュビロ黄金期にいた人ですもの、そりゃあもうね。途中交代だし時間もそうは無いしイエロー1枚貰ってもそうゲーム展開に響かないとくればそりぁもうやりますよ。ただ相馬はそれの上をいっていて間一髪かわしてファールを貰っていました。でもこれは服部にだって分かっている事だよね。かわす能力があるからこそ削れるってのはあるのだろうね。相手の力を信用してこそのダーティープレーだよ。何度も対戦し分っているからこそ出来るもの。だから犬塚にはまだ無理だよなって思ったよ。


身体能力で完璧に劣っていたし対処方法の技術そのものも大人と子供。でも触れてみなきゃそこまでの距離なんて解らない。犬塚は相馬に触れた。ぼこぼこにされてタコにされても触れた事には違いない。あとはその距離を詰めるだけだよね。できた事とできなかった事が解れば良い。それを糧に服部や秀人から必要な部分を見盗ってでっかくなって欲しい。期待しています。

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ちなみに今日遼一は決定的なシュートを3本外しました。最近は決定的な場面で外す事が多いのですがその決定的な数そのものは全く減っておらず寧ろ増えています。この調子で決める確立よりも先ずはチャンスの数をもう少し増やしてチームに良い流れをもっと多く作って欲しいですね。勿論決めた方が良いのは当たり前だけど決めようと慎重になって数が減っては元も個もないのでね。悪い所は特にないし今は我慢して撃ち続ける事が多分大事になってくるのかなぁ。強力なパートナーが居ない中でほんと良くやってるよ。戦術的な縛りによって自分の良さが出しづらい中であるにも拘らずこれだけの事が出来るのには素直に感心するよ。次節も楽しみにしてるやよ〜。



(おしまい)