ペッパー警部@PV


道重の最後の台詞は今の娘。を象徴しているようで複雑な心境に陥りました。あそこで健康的且つセクシーなキャラクターでクールに決めて押していけたら個人的には新生とか第2章とかそういうのやっと始まったかなと思えたように思います。結局いつものかわいい路線の娘。達でそれまでとの違いが見られなかったのは残念です。表情とか髪型とかも可愛らしさを徹底的に排除して欲しかったです。



振り付けが本当にしょっぱくなってきました。ピースとか見ていると曲そのものも良いし歌っている本人達も勿論素晴らしいのですけどそれ以上に振り付けが曲の世界観のようなものを強く引っ張っていたように思います。テクニカルな部分にこだわりすぎたり、全員を見せることにこだわりすぎたり、真似して貰うことにこだわりすぎたりしていませんか?CDがよく売れていた頃のような振り付けが何か曲に関わる全てを引きずっていくようなパワフルな感じが今では全くなくってしまったように思います。局地的な部分で一番問題なのはここのアイデアが圧倒的に足りないことだと思います。新生とか第2章とか言っている今はマーケティングなんてあまりいらないんじゃないですか?最低限の一体感があれば後はとことんクリエイティヴな方向に突っ走って欲しいなと思います。今回は警部縛りで自由度も無いのでしょうけどだからこそ輝く何かがある筈です。



あとリゾンナントの振り付けで1人浮遊してジョーカー的な位置にいた久住の所に今回はれいなが収まっているように見えましたが、統一性・統一間を見せていく方に振る為にもそこはれいなではなく久住に収まって欲しかったです。世間に娘。の多様性が許容される時期はとうの昔に過ぎていると思われますのでここは少しコンセプチュアルと言いますかなにか一つ芯を見せていく方が良いのではと思います。何か小さいことでも連続性を作って一つのスタイルを見せて欲しいかなと思いました。



結局文句しか思いつきませんでした。未熟でごめんね、ガキさん