よろセン!@1週目 vol.2


道重。


振り切れてるおもしろさは相変わらずだった。

ドイツの首相が記者からされた嫌なことは何かという設問では「告白」と自らの握手会での話を持ち出し先ずは冷静に自分達のファンを奈落の底へ突き落とした。続くニヤゾフ大統領が作った信じられない法律の下りでは、”女性の○○を禁止”という設問で「会話」と抑圧的で差別的な法を延べ「将来結婚したら旦那さんに命令されたい」といつか語っていた業を形を変えてここぞとばかり披露、”首都以外の○○は全て閉鎖”という設問では真顔で「スーパー」と答え田舎に暮らす民の素朴で穏やかな生活をばっさり切り捨て、”女性ニュースキャスターの○○を禁止”という設問では「くしゃみ(をすること)」「むせる(こと)」とついには生理現象にもまで規制をかけキャスターを拷問的苦痛に陥れた。どれもこれも酷いが女性が関わる設問で身体的な縛りを上げているのが気になった。何か肉体的に束縛されたい願望があるのだろうか。そうかと思えば首相官邸の都市伝説の下りではまた違った道重を見せる。れいなが描いた絵をみてどんな都市伝説なのかを当てる設問では雨が降っている首相官邸の絵を見て”(首相は絶対)折りたたみ傘を持ち歩く(?)”と的外れながらどこか乙女な可愛らしい答えも披露した。きっとこの人の面白さは白と黒を行ったり来たり出来ることなのだろうなと思った。今回先生としての姿を見せる事はなかったがもし次回があるなら是非見てみたい。何かツッコミどころがあって生徒から集中砲火を浴びても逆にそれを喜ぶドMな道重先生。そして喜び方は乙女チック、そんな姿が見られるはずだ。来年もよろセン!が続くなら是非お願いしたい。

よろセン!@1週目


れいな。
冷静な指導ぶりだった。どこかの学校の本当の先生と生徒としか見えなかった。急いたりやることを飛ばしたりすることもなく淡々と進む授業。手書きのイラストには遊び心が有りながらも説明しなければならい要素がしっかりと収められていた。先ずは絵そのもののに感心をもたせ生徒の興味を引きつける、その上で総理大臣というテーマにも興味を持たせるという見事なリード。最後の授業が終わった後に生徒から授業続投を望む声が沢山発せられたのには納得するしかなかった。素晴らしい授業だった。



制作者。
先生の指導がしっかりしていた分、生徒達が遊ぶ隙は余り無かった。総理大臣について興味を持って見ることは出来たがモーニング娘。に興味が向くような授業は余り出来ていなかったと思う。その辺の案配を修正して欲しい。期待しています。

よろセン!@4週目 vol.2


道重。
今回の道重の発言はお馴染みのサイキックホラーな部分が見え隠れしていて楽しかった。メバチマグロの名前の由来は何かという設問では「目をパチパチしてる」という光井の答えをうけて「目がバチバチしてる」とご長寿早押しクイズに出てくる老人並のイミフな連想で答えを言い、トロは脂身が多く足が速い為に猫も食べなかったことから何と呼ばれているかという設問では真顔で「ゴミクズ」と何も猫にかかってない答えをわざわざ吐き捨てるように言い、そして近畿大学の研究チームが世界で初めてマグロの○○に成功と言う設問ではやはり真顔で「解剖」とホラーど真ん中の言葉を吐き出していて、どこかが病んでいるお馴染みの道重を見せていた。全体的にみて見せ場と言えばそれぐらいしかないのにはやや物足りなさを感じたがホラーな道重が見られたのは幸いだった。


活躍した場面は限られていたが一つのパターンというかおもしろくなりそうな流れを道重が生み出していたのが印象に残った。小春やリンリンのおもしろ回答なり天然なりにの答えに自分も乗っかって天然でかぶせ、誤答で脇道にそれた流れを更に脇に逸らしていくという試みというか行動には腹から笑った。今回見られたこのパターンは今後も続けて欲しいと思う。ややもするとガキさんが途中で修正しに入り邪魔をすると思うがそれは無視してかまわない。先ずおもしろいことを見つけていこう。面白くなりそうな流れに乗るということを意識的にしろ無意識的にしろ実際に行っているのは道重しかおらず弥が上にも期待は高まる。これからも今の調子でどんな番組でも楽しくして欲しいと思う。


何時も楽しさをプレゼントしてくれてありがとうございます。