東京ヴェルディ1969とか

ヴェルディの選手は足先の使い方が上手い。具体的には膝から下のテクニックに秀でてる。しかし実際は若さとアジアと言う枠の中でのお山の大将に過ぎない。彼等のやっている事はただそれを使いたいだけなのだろう。実に恐くない。鋭く反転してみたり、膝下の振りの小さいパスで敵のタイミングをずらしてみたり、それらを使ってショートワンツーを使ってみたり。彼等が上体を固めて足先を使っている事に凄い憤りを感じる。なぜ体全体を使う事を指導しないのだろう。フィーゴは左右にまたいでフェイクするのが得意だ。玉乃もそうだね(比べたらかわいそうなのは分かるけど消えていって欲しくないのであえて)。けど決定的に二人の動きは違う。玉乃は左右に跳ねてる、カズの若い頃のように。フィーゴは跳ねないんです。滑ってます。スケートしてるように。飛び跳ねて重心が左右に行ったり来たりしてる玉乃と違いフィーゴの重心は常に真ん中。左右に動きたい時はその重心を移動するのではなく傾けるのですよ。グラスとか傾けるとた倒れるでしょ。あれですよ。フィーゴは体が倒れる力を利用して左右に動いてます。人は体を傾ければ倒れます、グラスと違う所は倒れそうになったら足が勝手に倒れる方行に出る事、それを利用してると思います(飛脚走りとでも言った方が良いのかな)。その力を使うには足先だけに意識が行ってたら無理なんですよ。体の中心を考え全体を考えなければなりません。なんかうまく言えなくて御免なさいね^^;だから玉乃とか見てると実にかわいそうになってくる。歳をとる事に動きがさび付きそのうちJの舞台でも使えなくなってしまうだろう。ああいう選手は確実に大成しない。

それに比べ坂田大輔前田遼一のシュートフォームは実にダイナミックだ。体全体で打っている。足先だけで打っているものではない。上体の反らし腰と上半身のひねり、走り込んだスピードを消さない踏ん張らないで前方へ滑らす軸足(誤解を恐れずに言えばイチローの打ち方のような感じかな)。この二人を超えるダイナミックなシュートフォームを持つ日本人は僕は久保しかいないと思う。それぐらい素敵なフォーム。足先のテクは要らない。体全体を万遍無く使えばそれで良い。それを意識さえすれば結果は自ずと転がり込んでくる。カターニャエトーのような体全体を鞭のようにしならせて打つようなそんな事も出来るようになるよ。特に坂田は見れば見るほど日本人離れしてると感じる。海外での活躍を望む。



追)ちなみにルイコスタのドリブルも滑ってるような感覚。僕みたいにJの試合ばっかり見ててたまに海外の試合とか見る人間には良く分かると思う。なんかホバークラフトのような感じ。地面と彼の足裏の間に数ミリの空間があるような感じなんですよね。

後で色々修正すると思う、そしてこれは妄想みたいなもんです^^;
なんか言ってるなぁと思って下さいな。