ガッタスに思いを馳せて@外伝

ちょっとでもフットサルが素敵だなって思えたら是非プレイして欲しい。
特に女性の場合はガッタスとやれるチャンスもそのうちあるだろうから是非。



泣いたり笑ったり。
僕は毎週練習して試合して彼女等以上にフットサルに打ち込んでいる。
藤本美貴と同じ気持ち。
僕等の青春はフットサルそのもので。






0−6、0−7、0−10
最初の大会はこんな成績で惨敗
0−10で負けた相手は試合後に呆然としてる僕らを見て
「うわっ、ダサっ」
と言った。



僕らは週末だけの楽しみを止め週2回、仕事後の平日の夜に練習をする事を決めた
経験を積みいつかあいつらを負かしてやろう、ただそれだけで一所懸命練習した。



ある日、奴等は都1部の方々もたくさん出る日本選手権の都予選にエントリーしていた。奴等はとてつもなく上手くて予選を全勝で勝ち上がり驚いた事に決勝リーグの初戦も勝っていた。どうやら本気でやっていたら0−10所ではなかったらしい。だが次の相手は都1部でも優勝した事があり関東リーグ参戦組みのチーム。彼らは0−10で負けました。試合中怒り狂って後ろからスライディングタックルしまくってもちろん反則、1発レッド。口の汚さでまたもやカード。試合後勝ったチームのキャプテンが言っていた。「サッカーは上手かったです。ただフットサルとサッカーは違うので。フットサルも上手くなると思うから都リーグでフットサルやってみたらどうですか?」でも彼らはフットサルそのものを辞めた。



目標を失った僕等。でもフットサルは続けていた。
でも以前負け続けていて。余りにも勝利に見放されていて初勝利が何戦目か覚えていない。



初勝利の試合後の皆はなんか無茶苦茶飛び跳ねていた。
笑が止まらんとはこの事よw
夏だったよ。
良く覚えてる。
「おでこが汗でテカテカじゃん」って相手チームの応援に来てた女の子に野次られたのも覚えてるw
海のすぐ側にあるテニスコートを改造したフットサルコートでの事。
僕のループパスをピヴォがダイレクトボレーシュート
こぼれだまを右アラに位置するエースが振り切ってぶち込んだ。
1−0での勝利。
僕はその頃はまだフィックス。
後ろからの眺めはなんとも優雅なもので。
点入れて喜んでる仲間を遠めに見ながらGKと拳と拳でタッチ。
ちょっとでもチームや自分に変化があれば喜べる幸せな時期。




初めての入賞は3位。
商品はサッカー用の靴下2足。
参加チーム30チーム。
人前に出る事の苦手な僕はちょっと緊張しながら全チームが見る中表彰台の上で靴下を頂いた。
皆あんまり喋らなかったけど顔はもうにやけっぱなしな訳で。
お好み焼き屋で飲み食いしながら騒いでいる中、どさくさに紛れて提案する。
「マジでフットサルやってみねぇ?」
作戦は見事に成功した。
酔っ払いどもは皆躊躇なく乗ってきたw
僕等はその日施設の大会を卒業する事に決めた。





協会主催のリーグ戦、本格的な年間を通してのリーグ戦に参加する事になる。



そしてまた負け続ける日々が始まった(爆笑)




(続く)


正直時間が経っていて覚えていない部分も多い。80%真実、残り20%あやふやって感じです。