中田英寿@前半1-0
難病だったようだ。
ヒデさんがあんなにも倒れる。
病気は治ったが立ち続ける意思は奪い去った。
怪我をしたくない。
心は知らないが体はそう反応している。
俺の知ってるヒデさんはもういない。
腰を入れられているというこ事が体を入れられていうるという事。
皆、弾き飛ばされている。
巨人に小人が群がる。
フィジカルコンタクトの弱さが折り紙つきなのは知ってる。
往なす、と言う事。
ハーフカウンター。
多分日本はそこに向かうしかない。
それともう一つ。
どんな戦術・システムにしろ日本にはトップ下は必要。
ボランチの持つ個の力だけでは守れない。
誰がやっても。
シングルだろうがダブルだろうが。
トップ下が縦横に蹂躙しながら追い込みをかけてこそのボランチなんだと。
誰がボランチやってもきっとそうだ。
そういうJリーグになっている。
いや一人いた!
今野泰幸その人。
上手さと逞しさを備えた次世代ボランチ。
Jで唯一シングルボランチもこなしてしまう千両役者。
高さが無くても相手よりも先に落下点に潜り込めば良い。
その事を知っている人。
奴なら今日のこの中でも自分の力を十二分に発揮する事は可能だと。
でもまぁ呼ばないだろうし無駄な事だよな、俺の妄想。