今日は3節なんだけとなぜか第2節の事です

今、うちのジュビロは数字で言うと4-5-1。サイドバックにサイドMFを置き最初からサイドで数的優位を作りライン際を突破しようというもの。試合ではそこに名波が加わり、第3の動きを織り交ぜながら守備陣の狙い所を外して上手くボールキープをしていた。山本さんが目指す4−5−1がどんなものか僕には分からないけどサイドは突破できていたしそこでキープも出来ていた。でもそれだけだった。



サイドを崩してフリーな味方がボールを保持してる場面。サイドから中を見てクロスを上げようとする。中には屈強なDFに挟まれてるカレンロバート唯一人。上げようにも上げれない。そしてバックパス。ボランチを経由し逆サイドへ。さっきと同じように突破。そしてキープ。で中を見る。するとそこには屈強なDFに挟まれてるカレンロバートが唯一人。そしてバックp(略




…。なんじゃごりゃ。





勝つ為には相手より点を取る事。点を取るにはシュートを打つ事。シュートを打つには…。







ゴールから逆算してサッカーを考えると言ったのは確かクライフだっけか。僕もそうやって見ています。で、ジュビロの攻撃を見てるとどうもゴールから、点を取る事から逆算して考えた組立とは違うもののように見えるんですよね。

なんの為にそのサイド攻撃をしてるのか見ていて全く理解できない。分からない。サイドに人数を割いてゆるやかな流れで崩すのなら逆サイドのMFは中に入るべきだしボランチもFWの位置まで上がるべき。もしくはトップ下がサイド攻撃に加わらずに前線へ上がるべき。その位の時間はあるだろう。速攻じゃないんだから。

それと中に人数がいなくて上げれないのなら深く切り込んでCKを取るべき。バックパスは本当にどうしようもない時のみすべき。バックパスってそこからの崩しを”諦めた”って事でしょ。これって流れが変わるきっかけになる。相手に余裕を持たせてしまう。良い流れというのは相手を休ませず余裕を与えないで攻撃が続いている時。行き詰ってのバックパスはその余裕を与えてしまう。狙いの持たないバックパスはどうしようもなくお手上げ状態の時のみすべきだ。*1こういう事は監督に言われなくても自分等で気付いてやるべきだ。監督の言うと通りにやるのがサッカーなんておかしい。言われた事以外はしなくても良いのかね?

というかねサイドに最初から人数割いて攻撃し易くしておいてバックパスとか恥ずかしくない?システムとか監督とかそんなことの前に選手として恥ずかしくない?中に人居なくて上げれないなら切り込んでCKを取る位の事は最低ラインだよ。なんならショートパスとドリブル織り交ぜて中央に突っ込んで行けよ。ペナルティエリアの中まで入っていけよ。そうやって突っ込んでいく奴がいたらギャップに顔出してパスコース作ってフォローしたれよ。何ボケーッと自分のテリトリーの中だけでサッカーやってんだよ。ほんと欲が足りないよね。確かにシステム的に間違ってるよ。カレンのワントップの時点でもうアウトなの。分かってるよ。監督クビにしなきゃいけない。分かってる。でもなんでこんなにも自主性が無いの?積極性が無いの?ここまで練習しました、ここ先はまだです、なので出来ません、なので負けました、ゴメンなさい、ってアホか。ほんといい加減にしろよ!



特に西。あなたにはがっかりです。全くボールに対する執着心が無い。軽い。湯浅さん風に言えばフタになっていた。FWでフタならともかく中盤でフタですよ。この人横には動くけど(といってもフラフラのんびりね)縦にDF引っ張りながら動くって事を全くしない。味方の為にスペース作る動きとか皆無。何様だよ。監督に対して最も腹立ってるのはここ。太田を使わず西を使う所。酷いミスキャスト。合点など無いのだろうけど全く合点が行かない。この部分だけでも解任で良いと思うよ。マジで。


良い所はボランチの二人かな。菊池とファブリシオが攻守に渡りボールに絡み存在感を出した。二人ともシュートを打つ積極性も見れた。菊池は新潟を経て逞しくなっいた。顔から幼さが消えていた。体も一回り大きくなったようだね。ファブリシオは両足を使って綺麗にボールを捌いていた。シュートも低く強いボールを蹴れていた。福西を使うならこの人を名波の位置に一つ前に上げて菊池と福西でダボるのが良さそう。高さもあるしクロスでのターゲットにもなりうるし。名波はケースバイケースで。相手関係とか相手が突かれてる時の途中交代とか。スタメンでもサブでも名波が活きる場面をもっと良く吟味して欲しい。怪我の事もあるし年中試合にはもう出れないだろうからピンポイントで使っても良いと思うけど。



皆ボール捌きは上手い。でもそれを全く活かせていない。監督にはもう期待出来ない。でもこれは逞しさを身に付けられるチャンスかもしれない。自分で判断する事、戦術やシステムをブレイクしてリスクを犯す事。勝利を手に入れるまでの道程に自分も関わっているという事。戦術やシステムの上に乗った自分ではない自分。エポック社サッカーゲームの駒のような自分ではない自分。逞しさというか自立?らしきものか。自己責任。そういうモノが山本さんのお蔭で気付かされるかもしれないね。まぁ最悪な気付かされ方ですけども。








途中でキレて滅茶苦茶な文になっちまった。乱文失礼。

*1:もちろん楔でのバックパス、角度を付ける為のダイレクトでのバックパス、等 狙いを持ったものは含まない