Jリーグ＠ストーブリーグ
今年も興味が湧く移籍が多く行われている。
阿部勇樹
結局浦和に完全移籍で移籍した。浦和は４億程度の移籍金満額を支払うそうだ。阿部で４億とは安いような気もするけどJリーグ独自の年齢×なんちゃら係数で計算するとそうなるそうな。千葉に残るか海外移籍かどちらかが良いのではと思っていた自分としては残念だけど、とりあえずトヨタに行かなかったのが救いかな。ノンポリandノンデリカシーフロントに潰される選手を見たくなかったし。ポジションは何処になるのだろう。長谷部と鈴木の間には入らないだろうからストッパーに入って代表３バックスをやるんですかねぇ。最終ラインからサイドへの正確で素早いロングフィードはバルセロナを見てもジュビロを見ても分る様に、それひとつで戦局を変えてしまう強力な武器。元々サイドアタッカーには能力の高い人がいるし阿部とのコンビネーションがあってきたら浦和の攻勢には手が付けられなくなるかもしれない。シーズン中盤、過密日程と代表でコンデションを大いに崩すかもしれないけど後半はサイドとのコンビネーションが高まってくるだろうから阿部のキック一発で逆転勝利を演出なんてシーンも多く見られるかもしれない。
斉藤俊秀
清水エスパルスからベルマーレ湘南へレンタルで移籍した。06シーズンは怪我した事も有り出場機会に恵まれなかった。また若手を育てたい意向もあるらしく万全な状態でもベンチが多かった。しかしながらひとたびピッチに現れれば与えられた仕事はいつもほぼ完璧にこなしていた。仕事の多くは残り時間僅かの場面で登場し、放り込みによる攻撃の拠点になる選手の高さを封じる事である。所謂、闘利王であったりなんちゃらハーフナーだったりのマークね。背が高くなくても体格が大きくなくても斉藤は背の高い選手を尽く抑えた。着地点まで行かせなかったり、早めにジャンプしてマーカーにかぶさり飛べないようにしてみたり沢山の工夫をして仕事はやり遂げていた。彼の対人守備における嫌がらせのバリエーションと選択の良さは若手のポテンシャル頼みの守備とはクレバーさ狡猾さがかけ離れて良く見えた。老いが見え隠れするような動きなり判断が見え見えならいざ知らず、出れば若手よりも良い仕事をしてしまうのだからやっぱりベンチに居るのは勿体無い。という訳でさっさと移籍して欲しいなとシーズン中からずっと思ってた所にこの移籍話と。先ずはめでたしめでたし。移籍先は湘南という事で私にとっては皆目検討も付かない謎のチームですが*1、湘南の若人のよき先達となって先頭を走り堅守で湘南をJ1へ導く事を願っております。元FC東京のジャーンも来るそうでCBコンビの守備はチームの華になりそうですな。
下村、西澤、ブルーノ クアドロス、大久保
C大阪組。どうやら皆移籍濃厚だそうな。２部落ちのチームの主力がごっそり抜けるパターンはもう出来つつあるのだろうか。予算削減で大幅な年俸カットではまぁ当たり前かもしれませんが。 色々話は出てるようだけど下村の千葉移籍はその中でも信憑性は高そうだ。阿部がいなくなるであろうボランチの穴を埋めるべく獲得に動くのは常識的な所。フロントが早めに動いた事も有り、結果この話は良く出ていた。プレイスタイルは違うけどイケメンだし阿部のアイドル性みたいな部分は上手く繋がれていくんじゃないかな。知らんけど。
フェルナンジーニョ
ガンバで見なくなったと思ったらいつの間にか辞めていた。何時ものごとく西野さんがポジション押し付けて揉めて干されていなくなってのアレ。シーズン中にFWをやらせようとしたのだがそれをフェルナンジーニョが拒否。ズルズルと干され続けた挙句退部届け提出と。橋本、明神に家永、加地、そして二川、遠藤。ぶっちゃけ居なくてもそれなりに戦えたわな。ただやっぱり得点力は低下。終盤はマグノ頼みの一辺倒。でもその期待に応えちゃうマグノは誰よりも凄すぎた。神様、仏様、マグノ様か（←昭和）。まぁガンバはフェルナンが居なくてもやっていけますということで。
移籍先に関しては争奪戦もあるのかななんて思っていたのだけど早々にエスパルスがGetした模様。あー、というかレンタルでしたか。流石に放出まではまだ無いのね。今年ガンバはACLに出ないから順位はそう落ちないだろう。結局は居場所が無くなってレンタル終了と同時に退団なんだろうな。アーメン。
名古屋から川崎に行ったGK川島の事忘れてた。また今度時間がある時にでも。
