【日本代表候補トレーニングキャンプ】4/16練習後の各選手コメントから

太田吉彰 : チームの人には自分から挨拶した。部屋にこもらず、できるだけ外に出て、積極的にコミュニケーションを取ろうとした。同じチームの能活さんに頼らないようにと思った。練習をやっていくにつれて声も出せるようになったし、自分は走るのが得意だから面白かった。

斜めにペナルティエリアに侵入し角度をつけて狙う得意のシュートは磐田に試合の流れを度々呼び戻した。結果は信頼を生んだ。磐田ではボールは彼を経由せずに攻撃することを拒否する。右サイドながら左サイドにも何処にも顔を出しその愛情をいつも受け取っていた。彼は期待から逃げずに受け止め沢山の願い事をかなえた。そんな彼を待っていた人が居た。確かなる目を持つオシム爺その人。類稀な戦略家は太田にどんなミッションを課すのだろう。そして太田は何を見せてくれるのだろう。彼がひのき舞台に上って行く過程をこれから存分に楽しみたい。