私が選んだ2007JリーグMVP
チームごとに一人選びました。
ガンバ:安田理大
前半だけ見たら二川。だがアジアカップに選ばれなかったせいなのか二川は夏以降精彩を欠いた。安田は後半レギュラーを奪ってから守備力が著しく向上した。フロンターレ戦ででは見事に森を封殺。素直に代表に呼んで欲しいと思えるまでになった。
川崎:チョン・テセ
後半スタメンに定着した。スタメンで出続けられた余裕からなのか、雑なフィジカルプレーが消えポストワークはかなり洗練された。イメージ的には三振王がホームラン王へなった感じ。
磐田:マルキーニョス パラナ
ハードマークに献身性。そして両足使い。DFもMFもどこでもやれた。磐田では左サイドでの活躍が目覚しかった。日本に合いそうなブラジル人だっただけに退団は残念。正直、ファブリシオやエンリケよりも残って欲しかった。
神戸:古賀誠史
俺たちの誠史が帰ってきたぜ。レンタルで加入後、左サイドのポジションを奪う。クロスは正確でそれだけでも武器だが、良いのは中央へ侵入する気概だろう。約束事かもしれないが右サイドからのクロスには中央へ入ることが多かった。ゴールを狙う姿勢は見ていて愉しい。単調だったチームに攻撃にバリエーションを増やした結果、レアンドロ大久保が爆発。そしてチームも爆発。良い補強のお手本。ちなみにオフに神戸に完全移籍。
千葉:工藤浩平
プレーの幅はまだまだ狭いと感じるが、はまった時の爽快感がすこぶる良い。センスを雑務の中でどう繰り出すのかを詰めて欲しい。
大分:梅崎司
懐を活かしたチャンスメークが本道。Jリーグではドリブルで抜けてしまうけど、世界を見据えるなら間合で押して正確なクロスを上げるのが良さそう。U-20のワールドカップでやっていたようなことが出来れば将来は明るい。
広島:槙野智章
ハードマーク、しゃれっ気のあるキープ、愛嬌のあるパフォーマンス。紫色のにくい奴。なぜか福元のほうが注目されているようだが、中身は槇野が圧倒的。水本・青山と共にフル代表に呼ばれる日も近い。磐田は駒野よりも槇野を狙うべきだった。昇格は厳しいだろうから今からでも唾は付けておくべき。是が非でも強奪すべき。