ジュビロ磐田 京都戦

Jリーグ第9節をみた。



▼メモに沿って書いてみた。時間とメモの言葉。時間は大体。その下に適当な感想。時系列ではなく個人でなんとなくまとめてます。


前半途中から見始めました。

25分:マコと川口。連携。川口恐れず出ろ。
26分:CK時緩いマーク。
31分:マコ簡単にクリア。
32分:簡単にクリア目立つ。勝ってるし良い感じ。

自分で川口前に出ろなんて書いておきながら何なんですが、川口とDFとの連携が危ういというよりも、裏取られたときのDFが一杯一杯で余裕を持ってGKと敵FWとの間に入れないのが危うく見える原因なんじゃないだろうか。GKが前に出てきたらゴールはがら空きになるのだから出てこないで処理が出来れば一番良い。連携うんぬんの前にDFがクリアしてしまえばいいこと。基本は”裏へのボールは全部DFがクリアする”で良いんじゃないかな。


25分:西とボランチの三角形は良い。前から追いかければ良いってもんじゃねぇ。

西と康太と河村の3人が守備時に三角形を作れれば中央はそうは抜けられない。なんでも前からプレスに行けば良いもんじゃない。全くディレイをせず全て奪いに行くようなディフェンスをして自らバランスを崩してた2節のガンバ戦から比べれば遙に良く見えた。FWが縦きりディレイで時間を稼いでその間に中央で三角形を構築しそれを相手の意図する基点部分へぶつけ、ボールをサイドに出させ、そこで囲って奪えれば奪って奪えなければクロスを中央ではじいてそれをボランチが拾っていく、なんていうようなことが理想的なのかなぁ。ボランチは前に出すぎてもいけないし後ろに下がりすぎてもいけない。特にDFラインに吸収されるのは最も良くない。セカンドボールが拾える確立が著しく減り相手の2次攻撃3次攻撃を易々許してしまうことになる。河村は今年それを何回か繰り返しており相手の波状攻撃を許していたと記憶している。


27分:相手FK。先に触られる。だめだセットプレー弱い。
33分:クロスには滅法弱い。競り合えない。離される。前に入られる。心構えというよりもなによりも運動能力の衰えか。

ジュビロ磐田の攻略方法としてはDFラインの裏へボールを出してFWとDFでヨーイドンさせれば大体良い攻撃になる。茶野とマコが狙い目、秀人も怪しい。
ハイボールは誰もが弱い。流れの中でサイドを破るのもいいがセットプレーを獲得し背の高いDFを上げれるようにしておけばコレはジュビロサイドから見るとたまらん、勘弁してくださいって感じです。


30分:萬代惜しい。遅れても競り合いにいった。

萬代は前線のターゲットとしては物足りない部分も有るものの、背が高いしJ2での実績もあるしで完全に無視するというようなことは相手も出来ない感じか。一応点も取っているし。
流れの中でタイミングよくプルアウェイをして裏へ抜けていこうとする行動はラインを下げる意味合いでもありだと思うしそれ以上に得意なプレーというだけあってウェーブしながら裏へ抜けようとする動きの質というかタイミングそのものはかなり危険に感じる。前田が相方ならぼちぼち活躍するのだろう。
今日は競り合いにも逃げずぶつかりに行っていた。その様自体は越中のヒップアタックみたいで不恰好だったけど今年のどの試合の萬代よりも今日の萬代はカッコよく見えた。誇らしくさえ思えた。ごめん言い過ぎた。”カッコよく見えた”だけにする(笑)。でも戦う姿勢は本当に良かった。その調子その調子。闘おう。先ずは90分倒れずピッチに立ち続けよう。


30分:京都、溜めるポストなし。
36分:京都、中におさまらない。コレは勝たなくてはいけない。

田原がいないハンデはかなりのものだった。前で収まらないのでサイドが上がるまでの時間を作れないでいた。裏一発みたいなのばっかり。それにやられそうになる磐田も酷いちゃ酷いが。


29分:村井が溜めて康太
35分:村井がキープしてファールをもらう。平島にイエロー。本当に取られない。
36分:西の2点目が素晴らしい。康太のパス凄い。よく通した。見えていた。村井の3人に囲まれてのキープっ凄い。そこから生まれた点。
36分:村井守備がかなり安定。よく走る。戻る。
42分:村井のキープ恐ろしす。コンビネーションがいまだ構築されているとは言えない。彼のキープが周りとのコンビの中で活かされることになれば、かなりおもしろいことになるかも。

今のジュビロは村井と西がキープして時間を作り、その隙に康太や駒野が良い体の向きや急所に近い所でポジショニングをしてアクセントをつけていく感じ。
村井、キープ力はもう流石というしかない。2,3人に囲まれてもヌルヌル相手の体を這うようにして抜けていってしまうのは相変わらず健在。ただ結局磐田に来てからまともに1年活躍したことがないからか周りとの連携というか味方との絡みで崩していくというようなことは今でも殆どない*1あぁでも守備はかなりやってくれるようになりました。村井がいる時間は比較的安定していて後半途中からめちゃくちゃなポジショニングを繰り返していた加賀を見るに村井の守備が如何に彼を助けていたか分かります。*2
西や村井のキープでの基点にもう一つ前線に前田がいることでの基点が出来ればもう少し高い位置で村井が持てるようになると思うし、そうなれば村井のキープも困った時の頼みの綱のような意味合いから少し変わってきそうです。クロスを上げアシストをする為のキープになっていければその時は、チームの状態もかなり上向いているということでしょう。


44分:ジウのチェイス素晴らしいー。
44分:ジウのチェイスが素晴らしすぎる。セカンドボールへの反応も良い。
44分:ジウ逃げないシジクレーにも逃げない。守備的な部分ですばらしい。ボールへ食らい付いて行く。

ジウシーニョも康太や駒野同様に攻撃にアクセントをつける感じはあるが目立つのはセカンドボール拾いやチェイスといった守備的な行動の方が目立つ。それでいていつのまにかシュートできる位置まで上がってくる積極性というかFWとしての本分を随時見せてくれているのは頼もしい。期待していなかった俺反省。ごめんよジウごめんよ。



▼ハーフタイムメモ

  • 困ったら村井か西がキープ。前線ポストはない。縦というより横のチーム。
  • 前田がいればより高い位置で西と村井のキープを活かせる可能性がある。つまり前田がいなくても前で収まる選手が必要。前田は怪我するんだし必要。  
  • 飛び込みすぎていたプレスも前線は我慢してディレイできていた。向かっていく勢いそのままに一発で行っていた開幕直後とは大きく違う。後ろのことを考えゲームの流れを考え、しかるべき時に奪いに行きそうでない時は食らい付きつつも縦きり気味でディレイ。いいじゃないか。
  • 萬代は競りに行った。良いよー。それでこそ男だー!
  • 上田のプレスのタイミングも良い。前を向いていく康太。君の前に道はない。君の後ろに道は出来る!
  • セカンドボールへのジウの絡み素晴らしいね。
  • 加賀。周りの選手と身体能力が明らかに違う。サイドバックもかなりいけそう。でも左は怪しい(笑)
  • 西のチェイスはよい。やみくもではない。
  • 前節、人がいない分を力を入れてプレーした結果反動が出た感じか。粘着力がない京都。勝ちたい。


(後半編へ続く)

*1:元からそうだったけか?

*2:というか相手も前線に数そろえてきてたし混乱するのも分かるけどなんか意味が無いようなところにポツンと立っていることが多かった。