磐田“新”2トップ前田&ジウシーニョ

http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20080907-405791.html


少し前の記事ですが気になったので。

3人で崩すパターンをもっとシステマティックに煮詰めれば良かったのに勿体ないですね。前田もカレンもジウも怪我をしていて復帰後に点が取りたかったのが裏目に出ていた印象です。前田はカレンとジウに点を取らせれば良かった。3人が3人とも点を取ろうとしたために起こったアクシンデントは少なからずあったはずです。カレンは前田が復帰するまで点を取っていましたが結局前田にボールは集まりました。そしてジウは不慣れな位置でフラストレーションを溜めていたようで無理から突破し自分で無理から撃つシーンが目立ちました。シュート数は大体が前田5本位だとするとカレン・ジウが2.3本だったように思います。調子の良かったカレン、不慣れな位置でもがいていたジウ。その二人にボールを回し点を取らせてあげればいいのにぁと見ていて思っていました。


ジウシーンョがトップに戻ることでセンターラインはより貧弱になることでしょう。ジュビロにはJ1で通用するトップ下・ボランチ・CBがいません。その穴埋めの一部をジウはしてくれていたのですがそれもなくなると言うことで失点する可能性が高まってしまうと思います。得点力アップですか?アップしたとしてもその分失点が増えるかもしれません。


ジュビロは多分もう勝ちきる力はありません。失点を0点に抑え引き分けに持ち込み地道に勝ち点を1つずつ積み重ねていくしか有りません。0点に抑えることが出来れば少なくとも負けません。今磐田は勝つことよりも負けないことが重要だと思います。一つ下の千葉とは勝ち点差8ですのでせめて一つ分けて勝ち点差を9とし、並ばれても得失点差で上位に付けるようにするのは大事なことだと思います。


オフトにかわり基本ポジション遵守やボランチの上がりを規制するなど統制的な施策が目立ちますがそれは当然のことのように思います。そもそもフレキシブル且つ流動的にポジションチェンジが出来て、それが有効に働いていたならばこんな順位には居なかったはずですから。弱者が先ずすべきことは基本的な一つのことをし続けることです。融通性があってはいけません。基本的なポジションの役割を理解し徹底的にそれを行い続けることは有効だと思います。



下を向いていて立ち止まっていてもしょうがないので踏み出して進みましょう。一歩でも半歩でも。