ジュビロ磐田@Jリーグ第1節:山形戦(3/7)


J1リーグ1節結果 VSモンテディオ山形ジュビロ磐田公式)
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磐田クラブ史上最多6失点(日刊スポーツ)
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メンバー
FW前田・ジウシーンョ MF太田・西・犬塚・康裕 DF加賀・那須・茶野・駒野 GK川口
SUB八田・大井・岡田・村井・ロドリゴ・松浦・萬代
交代 後10犬塚→松浦 後35ジウ→萬代 西→村井

交代について:松浦は犬塚の居たボランチにそのまま入る。ジウ→萬代、西→村井も同ポジションでの交代。松浦がボランチとか聞いたことがない。自分は松浦ならこなせると思いますがいきなりは流石に無理でしょう。その後、松浦は故障しましたがこの無茶な所行が原因のひとつである可能性はありそうです。磐田は故障者が多いですけど選手自身の問題だけではないと思いますよ。



気になった所
対処だけしている選手がいる。読みという概念が感じられない選手がいる。せめて進路妨害が出来ないか。対処ではマーカーに置いて行かれる身体性なのだから頭を使うしかない。守備の連携がない。ファーストチェックをかける位置からDFラインまでが遠く、中盤に大きな穴を作ってしまった。前向きにボールを持たれ、DForボランチが引き出され、引き出された事によって出来たスペースに走られ、ギャップを通しながら走った選手にパスを出され崩壊した。単純にDFラインが深い。最後のところでも競り合って入れられるのならまだしも敵に触ることも出来ないで失点。厳しい。


私的ハーフタイムコメント
ただ対処せずに罠を仕掛けよう。


個人について
康裕。ドリブルでのペナ特攻は見ていて楽しい。やはり切り込んでいく能力は高い。後は点を得るだけ。ペナ付近でのドリブルは自分の武器でパスはしないと言っている。康裕が切り込んでいったら周りの選手はカットされた際のこぼれ球やシュートのリバウンドに狙いを付けましょう。守備に関しては色々問題がありそうなんですが、そのうち一つだけ。DFラインの位置がどこにあるか意識してほしいです。浅いDFラインは磐田の生命線です。ブロック形成の早さに関係してくるしチェックの連続性も浅くなければ生まれません。そして攻撃の善し悪しにも大きい影響を与えます。深かったら浅くするように促し、行きすぎていたらそれをいさめる。そうやってチームをコントロールしひいてはゲームそのものをコントロール出来るボランチになって欲しいです。守備に関してはホームでのバーレーン戦の遠藤とかよく見て色々盗んで欲しい。


犬塚。ボールウォッチして振り切られることが多い。去年後半出来ていたマークをするという行為が出来ていない。1.2失点目は犬塚のマークミスが原因の一つ。どのような相手でも油断してはいけない。安心して成長を止めてはいけない。


加賀。マークの受け渡しが出来ていない。3失点目は茶野那須がひとつずつ左にマークをずらしているのに加賀だけずれなかったことが原因の一つ。これは加賀の弱点ですね。去年リーグ終盤に加賀の代わりに秀人が出場して守備が安定したのは彼はそれが出来るから。加賀はマコを救った事も多かったけど足を引っ張ったことも多かったって事を分からないといけないよ。それと内に入られすぎ。敵を外に追いやるのが守備の基本的な仕事ですがそれが出来ませんね。4失点目の原因の一つがそれ。クロスに対して前に入られてしまうのは最も拙い行為です。かぶってもいいので前に入られないようにだけはして下さい。クロスに向かっていきながら撃つヘディングとクロスから遠ざかりながら撃つヘディングとどちらが威力が高いかなんて分かってますよね?守備の基本的な個人戦術と基本的なグループ戦術を頭と体に叩き込まないと身体性だけに頼った選手になってしまいます。そういう選手にはなって欲しくないな。今は試合に出ていなくて体力が有り余っているだろうから練習で守備の基本的なセオリーをこれでもかと叩き込んで欲しいです。


茶野。6失点目は茶野がゲームを投げてマークをしなかったから。この過去は消えないよ。


那須。5失点目は上手くマークを外されたましたね。スクリーンをセットされて外された。この失点だけはどうしようもなかった、相手が上手かったと思えるものでした。未来に不安があったり味方や自分に不満があったりするでしょうけど焦っても仕方がないので冷静に丁寧に仕事をして良い時間の進め方をしましょうや。


次に向けて
ラインの高さをどうにかして欲しいです。