日本VSオランダ 1-3

スナイデルの2点目を見てドイツでのケーヒルの2点目を思い出しました。
動けているうちは食らいついていましたが動けなくなった後はボコられましたな。といいますか自滅ですね。オランダとしたら試合終了まで運動量が落ちなかったらやっかいだと思って後半攻めたのだろうけど攻めなくても勝手に落ちたでしょう。駆け引きとかそういう問題じゃない。駆け引きが出来ないぐらい力の差があるのだろう。だからこそ常に100%で動いているのだろうと思う。


岡崎はMFの位置まで下がってよく走り体をはっていて守備に大きく貢献していましたけど彼のような選手を使わなければならない限り日本はオランダのようなチームから点を取れないと思う。数的優位って本当にあるのだろうか?サッカーは11人対11人で行うスポーツと決まっていて数的優位は絶対に起きない。数的優位があるように見えるのはそりゃ自分のポジションの本来の仕事をしないで余所のポジションの仕事を手伝っているからだ。玉田に割り振った仕事も同じだ。玉田のような中盤に顔出してパスコース増やしてポゼッションに貢献する動きは中盤の選手にとっては有り難いだろうけどポゼッションがゲームの目的ではないだろう。結局、守るにしろ攻めるにしろ中盤に人を割きすぎているのではないだろうか。FWが中盤の仕事をしすぎる。そうしなきゃいけないぐらいフィジカルを筆頭とした個人能力の高い中盤の人材がいないのだろう。


僕は本田と森本のツートップでいいと思う。俊輔が惹きつけて本田に回し本田がとにかくシュートを打つ、敵がいても打つ。本田はステップが少なくても威力のあるシュートを打てる。威力のあるシュートは枠に行けばGKは弾くしかないだろう。そのこぼれたボールを森本が押し込めばよい。森本のクラブでの仕事ははごっつぁんゴールをすることだ。それをまんま代表に持ってくればいい。それとサイドバックは上がらなくていいと思う。CBをSBに置き上がりを控えラインの守備を安定して後半まで持たせる。ボランチは遠藤のように丁寧に繋げる人と長谷部のように要所を潰せる人を置き底を締めて貰う。問題は左サイドのMFだけど今のところ山田直しか見当たらない。怪我が治り早く代表に合流しポジションを奪うことを望む。