日本VSガーナ 4-3


やる気のない相手に3点も取られた。これが現状か。


俊輔が居なくなってカウンター気味にボールを早く前線に送れるようになった。簡単に言えばこねる奴が居なくなってボールが素早く前に運べた。俊輔のタイミングではなく前線のタイミングに合わせてボールが出てきて前線の選手がやりやすくなったように見えた。ガーナが疲れていたことがそれを許した。前田が居る時にこういう回しが出来ていたら彼はもっとゴール前でボールに絡んでいただろう。前に抜けるスキルがないから横にこねるしかない俊輔。タメといえば聞こえは良いよな。


稲本が出てきてサイド奥に長目のボールが出てきた。そのことによって相手ディフェンスが絞れなくなった。ガーナは疲れていて追わなかった。稲本は落ち着いている。敵が来ても慌てない。サイドへの散らしでもシュートでも冷静に行っていたように見えた。オランダ戦で見たかった。それは強く思った。


ガーナは特に攻める予定も守る予定もなかったようだが日本が弱くて点が取れた。勝手にミスをしてくれたと言うこと。後半は最初から休んでいた。日本は交代策でボールを上手く前に運べるようになったがそれに付いて行くそぶりは見せなかった。ガーナは疲れていて手を抜いてプレーしていた。そんなガーナに失点した。3失点ではグループリーグ突破は難しいだろう。


憲剛は抜け出してよくゴール前で絡んでいた。でもFWを活かすということが出来ていない。俊輔遠藤はコンディションが悪そうでいつも以上の何かは無かった。俊輔がいるとカウンターはないだろう。遠藤も稲本のように長目のパスで散らせないとこの先は苦しいだろう。中澤は限界が見えた。もう一つ上の段階へ行くしかない。地道な作業の積み重ねが必要だ。闘利王は全く走らなかった。カバリングを行わなかった。怪我人を出してはいけない。ゲームを壊した。後半の上がりは評価できない。守備で手を抜いておきながら、と思ってしまう。駒野は最近、磐田でいいプレーをしていない。殆どのクロスが不正確。上がりには思い切りがない。磐田での悪いプレーが全部そのまま出ていた。長谷部はチームの核。判断の良いファールもいつもどうり。要所の潰しを一手に引き受けていた。前田にはボールが来なかった。マークが付いていればボールが来ないのが今の日本。今の中盤ではどのFWでも活躍出来そうにない。中盤の人間にFWの活かし方が分かっている奴がいない。先ずは遠藤俊輔システムの解体を望む。