化物語

最終話が終わった。ひたぎの直向きさに終始あてられっぱなしでした。家族との思い出含め持っている宝物を全部差し出して改めて想いを告白する様は例えようもなく可愛らしかった。ひたぎは今期見た他のアニメのどのキャラよりも可愛かった。


自分が見た新房さんのアニメの中ではダントツで見易かった。最初から何時もの新房さんぽくないなぁと思っていたのだけれどなんでだろう。構成かなあ。怪異と対峙するところとキャラクター達が掛け合うところとをパートごとだったりシーンではっきり分けていたように思うし、順序も1話のアバン以外は時間軸にそって素直に作ってあったような印象がある。ある程度進んでからの回想シーンで過去話とかも素直。演出も抽象的な背景とか文字とか新房節ではあるけれどカメラ割り自体は素直だったり、万人受けする見易さを壊さない程度の新房演出の塗し加減というのをよく考えて作っていたように感じる。キャラにも毒っ気というか足引っ張る奴もそういえば居なかったか。つーか関係性の基本が暦と誰かの2人だったのもそうか。あー後BGM。甘酸っぱいシーンでアコギのインストなんて素直だし。それとOPEDもそうか。内容に合わせた歌詞とかキャラクターの持っている雰囲気に合ったメロディとか。新房演出と原作エッセンスを除けばオチモノブコメの超王道だったのかもしれないですね。



原作があるなら2期は有るのでしょう。今から楽しみにしておこう。