J1第１節：湘南ベルマーレVSモンテディオ山形 1-1

湘南ベルマーレを今シーズンは追っかけます。地元チームがJ1だぜ、ヒャッホー！ということで。
攻撃。サイドでダイレクト繋いで前に運ぶ。剥がれたところを使うわけでもない。時間をかけずに前に運ぶ意味合いが強い。ダイレクトで繋ぎきった最後は大体DF2人対FW1人。サイドで裏に抜けていた選手にパスが出てノーマークで折り返せればチャンスと言えばチャンスだがクロスの質は湘南に限らずJリーグでは特に良いわけでもないのでノーマークにしろマークがつくにしろ期待はない。田原は後半別人のように動きが止まるが体力があるうちは汚れ役もフィニッシャーもいける力強いFW。

守備。DF。チャレンジとカバリングの関係がどこもスムーズ。予測してカバリングすることが中盤から前に体力があるうちはパーフェクトに近かった。パスをダイレクトに回すことが多いせいで前線の選手は多く走ることを余儀なくされている。そのため前線の選手は体力が最後まで持たない。後半１５分過ぎには前戦からのプレスは弱まり中盤は穴だらけでした。守備に回る回数が増えた上に最終ラインまでボールを運ばれることが多かった。こういった状況になる前に先制点をとっておきたいところですね。

寺川の保持したままの駆け上がるカウンターは後半でも脅威。下がりっぱなしな展開を打破しチームに活と息を入れ流れを呼び戻す。コーナーのジャーン、気が付けば残っているジャーン、いつのまにか上がっているジャーンも脅威。チームにある唯一の突出した個人の力が出せれば撃ち合いをなんとか制することもあるかも。

体力残っている時は堅守だし攻撃も人数かけでダイレクト勝負。そこで先制して得点できないとドローゲームになる。後半途中で打ち合い。クリーンな守備をする堅守チーム。勝負弱さはない。ドローには粘り込む。突破に関しての抜けた力はない。１点取ってのらりくらりしつつ逃げ切るのが最良なのでしょうがのらりくらりできるほど融通はきかず（だから３位なのでしょう）行けるところまで行ってあとはジャーンの頭とか寺川のカウンターとかで押されても流れを押しかえしたりしてなんとか凌いでいくという感じかな。

個人的には寺川のドリブル爆走カウンターがつぼでした。後半皆が走れなくて押されている中でも流れを押し返すことができる場面を逃さず押し返すって素敵です。ファンになりました。