W杯@G組1試合目を見た軽い感想


コートジボアール0-0ポルトガル
コートジボアール
守備。味方間の距離が連動を持った守備をできるまではディレイ。2ラインでリトリート。入ってきたらおう。いけるときは高い位置で2ライン。FWは二人。CKの守備時はやはり他のアフリカのチーム同様ファーサイドは空いてしまう模様。切り替えは早い、カウンターはさせていない。攻守の切り替え時の球際の強さはひとつの武器だろう。チームの守備は硬い部類に入るだろう。
攻撃。10番が真ん中からサイド裏へ斜めに走り流れて基点を作る。これが前線でのためになっている。上がってきた味方に渡しそこからクロスをあげるのががひとつのパターン。サイドバックボランチとも追い越して前に出る。ひらめきはないが数をかけて攻める姿勢はある。
ドログバが入ってきて一気に攻撃は停滞。10番のサイド裏の流れを使わなくなり行き止まりパスを連発する。ドログバが出て来た時点でもう試合は終わったと感じる。ドログバがいないほうが前線の流動性は高く相手にとっては守り難いだろう。10番がサイドに流れるとその10番がいたところのスペースに中盤の選手が上がってきて波のようにうねりのある攻撃ができていたのだがドログバが入ってきてそれは全て終わった。ゲームはそこで終わっていた。


身体的な力はガーナに及ばないが守備は割りと生真面目で堅い。でも得点力に問題があるという感じ。ドログバが怪我をしていなかったらまた違うのでしょうかね。ドログバにこだわりグループリーグ敗退と予想。
今回アフリカ諸国の選手には独自のドリブルテクや見たことがないような本当の意味で創造的なボールコントロールなどは見られませんでした。個性的な選手は戦術の犠牲になっているのかもしれませんね。だからといって均一化が悪だとは思いませんが個性的な選手が見られないのは少し残念です。
今を過渡期として扱い今大会をドラスティックな何かを生み出すきっかけにするとこの先が楽しみになりそうですね。偶然から生まれるアイデアがそれを生み出すはしりになる可能性を思うとアフリカンの確立を考えないプレーには未来が多分に含まれているといえるでしょう。今後もアフリカのチームを注目したいと思います。



ポルトガル
攻撃。オランダチックに攻めにかける人数は多いが相手がよく守備をしたためそれは実行力を伴わなかった。全体的に攻めあぐねていた。後半から意図したものかスタミナが切れたか分からないが前に当たりにいかず、やや引いて2ラインを敷きカウンターに狙いを定めていた。カウンターの準備は素晴らしかった、捕る人に任すところは任せカウンターの基点になるべく前線への通り道を作ろうとサイドに開いて張っている人が必ずいた。捕れればそこを使い一気に攻めることができていた、あれは選手が必ず持っているべきものセオリーとして持っていなくてはならないものようだった。チームが意図して用意したものではないと感じた。サッカーが盛んで歴史ある土地ではカウンターは戦術ではなくて状況に応じて誰もがどのチームもが使うものなんだろうと感じた。
クリロナが自分で得点することにこだわらずメッシのように味方を上手く使えれば点は入るだろう。グループリーグは突破と予想。



ブラジル2-1北朝鮮
ブラジル、北朝鮮。試合は見ていませんが今回のブラジルは遊びが少ないようなのでまず突破すると思います。北朝鮮は相手が悪すぎました。最下位で敗退と予想します。