フラクタル@第1話「出会い」
- 少年が何者かに追われているうら若い巫女と出会い(そして適度に興奮し)、少女が入ったクリスタル(ブローチ)を託され、でもって巫女と別れた。そんな第1話。
- 働かなくても生きていくことができるフラクタルシステム。でも崩壊するようです。
- 機械いじりが好きなクレイン。彼は自分の分身であるドッペル(アバターのようなもの)は持たない。機械の延長にドッペルがあると思うのだけれどもな。あまりにも機械は古典的なものだということなのでしょう。フラクタルシステムによってモノづくり、機械が人の代わりをする仕事はもうないのだろう。
- 自分の分身であるドッペルのデザインが気持ち悪い。この時代ではいけてるということなのだろう。
- 言動や形態を異様に押しつけてくるキャラ付けシーンがなく見やすかった。ライトノベル原作の作品ではその辺りは凄まじい。未だに慣れない。
- シーンの移動があっさりしているように思う。活き過ぎた個人主義の乾いた空気感を強調しているように思う。
- フリュネの体の硬さを考えるととブラジャーが無い時代から来たのだろう。つかファンタジーにブラはいらんわな。最後にクレインが持つ古の機械に入っていた歌を歌っていたし過去から来たのはほぼ間違いない。
- このペースで13話で終わらすのか。密度濃そうだなあ。
- おとぼけ3人組のコメディシーンはなぜか懐かしい。会話も映像も。どっかで見てるんだろうけど思い出せやしない。
- おとぼけ3人組はなぜか最新のテクノロジーを使わない。クレインと気が合いそうだね。
- 電波が届けば生身のまま色々できる。ドッペルを消したり?
- 光を見て祈る。フラクタルを見て祈る。フラクタルは神様。
- どうにも仮想的な空間と実在している空間がごちゃまぜになっていてどっちがどっちだかわからない。ビルは自然のもの、というようなことと同じように、仮想ももう自然の一部なのかもしれない。それ位、フラクタルシステムができてから時間がたっているのだろう。
- 夢の中のような気もする。ドッペルの方が現実で実はクレインはバーチャルな世界に生きているとか。
- ああそうか。人類補完計画なんだこれは、とかも思う。
- ラピュタ、ナウシカ、魔女の宅急便、カリオストロ、マクロス、など見ていて目に浮かぶ作品が幾つかあった。もっとも思ったのはザムド。ザムド自体がナウシカちっくでもあるんだけど、中心にあるシステムが神様っていうのが特に似ていると思わせる。
- ゆっくりした展開が好きだ。寝る前にちょうど良い。最後までゆるりと楽しみます。