よろセン!@3週目 vol.2

道重。
初めての贅沢だった天ぷらに中って亡くなった家康に対して「天国から地獄ですね」と冷静に上手い言い換えをしていた道重だったが、奥さんが16人もいるプレイボーイな将軍11代家斉の話になるとその冷静さはどこかえ消えてしまっていた。何十人という子供の数や40人とも言われる妾の数を聞く道重の表情はニヤケっぱなしできっと頭の中はセクシャルな妄想で埋め尽くされていたことは想像に難くない。「男の人って嫌だね」そう言い放つ道重だったが、この言葉を言う時のニュアンスも半笑いの中で繰り出した言葉であり先生や他の生徒のフォローをしながら冷静におもしろコメントを繰り出すいつもの道重ではなかった。男女の話で興奮する乙女な姿を披露するもお笑いな要素は殆ど無く余り目立たないまま前半を終えた。


後半、火消しを眠りから起こす方法を実践するコーナーでは何かアクションがあるのではとの期待があったが特に何も無かった。どうもその場を楽しもうという意図があったようだ。一回目の丸太叩きの際に怖いといいながら丸太を打たれた道重だったが、打たれた後なぜだか手を叩いて大爆笑していていた。トホホな表情のガキさんはさておきその他のメンバーの表情を見れば分かるが大体は普通にびっくりしている顔で道重のように手を叩いて爆笑していたメンバーはいない。何か道重にとって面白いことがあったのだろうと推測し叩かれた直後の道重の動きを良く見ると分かったことが一つあった。丸太を叩かれて飛び起きた直後に道重の目線がどこにも迷うことなく真っ先にガキさんの顔に向けられていたのである。そう、道重はガキさんのトホホなリアクションを見て大爆笑していたのだった。道重のゲラ対象がガキさんのリアクションであることはハロモニを見ていて分かっていたが、自分も丸太に寝ている超本人の状況でさえガキさんのリアクションを見て楽しもうとするそのガキさんヲタっぷりには感心する。2回目にれいなが打つ時は更に強硬な姿勢をとっていた。丸太が打たれた直後に見るのではなく打たれる直前に薄目を開けてガキさんを見ようとしている姿を確認。ムンクの叫びのようなトホホ顔をしながら「ホゥー!」と叫ぶガキさんをばっちり視界に捉えた道重はここでも大爆笑しその本懐を遂げたのだった。