ジュビロ磐田@プレマッチ清水戦(2/21)

静岡第一テレビ開局30周年記念 SDT CUP 2009 Jリーグプレシーズンマッチジュビロ磐田公式)
【プレマッチ】ダービー、先制するも逆転許す静岡新聞
【Jリーグプレシーズンマッチ SDT CUP 2009 清水 vs 磐田】レポート(J's GOAL)
【清水 vs 磐田】柳下正明監督(磐田)記者会見コメント(J's GOAL)
【清水 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


スタメン。レギュラーとして扱われていていそうな選手の代わりに出ていた選手は駒野の代わりに犬塚、茶野の代わりに大井、康裕の相方は成岡、川口の代わりに八田。左サイドバックに犬塚というのが目新しいところ。


試合運び。試合終了間際に立て続けに2点取られて逆転負けというのは去年よくみた終了間際に点を取られるパターンを思い返します。去年出来ていなかったことが今年もまた出来ていないというのは気になります。4バックでどう闘うかということに多く時間を取られインサイドワークのてこ入れまでキャンプでは出来なかったということなのでしょうかね。
ゲームのクローズの仕方(時間の稼ぎ方)は身体的技術も大事ですがそれをどの時点で行うかの判断が最も大切だと考えます。1−0で勝っていてそこでどうするのか?時間稼ぎをしてそのままで終わらせるのか、もう一点取りに行って駄目をおすのか。その判断を誰が下すのでしょうか?それは難しい問題ですね。何にせよ監督は選手に判断を任せ対処を任せていますので選手はより密なコミュニケーションが必要になることと思います。シーズン前の試合で多くの言い合いをしつつ多くの失敗して流れの判断の共有と判断そのもののシンクロ率を高めて欲しいですね。敵を知る前にまずは味方を知ろうといった所でしょう。


采配。村井と中山を入れたことは理に適っていると思います。時間がまだあるときは中山には得点してもらうことが狙いだろうし村井にはサイドでの崩しが狙いで、残り時間が少なくなった状況では中山はロングボールの出所潰しを狙ってもらい、村井はクローズする際の時間稼ぎのキープを狙って貰うのだろうなということは感じました。


負けはしましたがCB大井、GK八田が出場して終了間際まで0点で抑えられていたことはレギュラーの選手にも良い刺激になったのではないでしょうか。ヨンセン岡崎に枝村が加わった清水攻撃陣を44分まで0点で抑えられたことを出場したバックアップ(になるだろう)の選手達は自信にして欲しいです。結果のことは原因を解明して修正して次またチャレンジしたときに勝てれば良いでしょう。
個人的に気になった選手はボランチの選手と八田。八田はダイジェスト見た限りではセーブに浮ついた所が無く安定していたように見えました。少し頼もしく思えましたよ。ボランチの気になるところは攻め上がりの無さ。ペナルティエリアに攻め入ったことってあったのでしょうか。OMFがサイドに展開する事が多いので中央前方に出ていかないと攻撃が厚くならいと思うのですが。それと守備時のDFラインに対して並列な配置。DFがラインを揃えるのにはオフサイドを取る意味合いがありますがボランチにはどんな意味があるのでしょうか。ボランチ前のスペースを誰か味方が埋めてくれてればその選手を頂点にトライアングルを作れるので意味はありますが誰も居ないのにもかかわらず綺麗に並んで待っているというのは理解に苦しみます。2点での並列というのは垂直な力に非常に脆いです。トライアングルを形成できない場合はどちらかが前に出て2人でチャレンジとカバーの関係を常に作る必要があります。トップ下を置かないシステムなので常にです。どちらかが前に出てどちらかがそのカバーに回るということを流れを読みつつ90分し続ける必要があります。並列なポジショニングから開放されてボランチが自己判断で効果的にチャレンジとカバーのポジショニングをとれるようになった時にチームは下位を抜け出て中位もしくは上位にまで上がってくるのでしょう。自己判断で効果的にチャレンジとカバーのポジショニングをとれるようする為には失敗するしか有りません。プレシーズンの今に多く試行し失敗を重ね成功するコツが掴めたら良いですね。
*1

*1:試合のダイジェストです。 tp://www.youtube.com/watch?v=6jCY2zBegdA&fmt=18