2009年9月期終了アニメを振り返る

ただ前期を振り返るのもつまらないので「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?6」に参加しつつ振り返ります。

ストーリー(脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。)
キャラクター性(キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。)
(キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。)
演出(声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。)
音楽(OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。)
総合的な評価(この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。)


涼宮ハルヒの憂鬱二期
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 1
エンドレスエイトで脱落した。ナレーションで済ませられることを延々と見せられるのは辛い。消失に対して期待があった人達は多分見続けた。消失での浄化ためにここで穢れを溜めるのは理解できる。消失はファンが思うような期待と良い意味での裏切りがある素敵な映画であって欲しい。



かなめも
ストーリー 3
キャラクター性 2
画 2
演出 3
音楽 2
総合的な評価 3
代理とかな以外のキャラクターが薄い。記号のパターンでは飽きる。作品に漂う哀愁は幸薄いかなの心象風景でもあったのかな。作品の雰囲気を同じテイストで保ち続けカラーとした。かなめも独自の何かはあった。



ティアーズ・トゥ・ティアラ
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 3
音楽 2
総合的な評価 1
唐突な展開があっておいていかれた。最後に神様同士対決だったらしい。設定を隠し続けておいて最後にそれか、という感じ。ゲームの場合はそうしないと成り立たないのかもね。プレイヤーは最後の方はべらぼうに強いだろうし。ゲーム原作って色々難しそうだな。



GA 芸術科アートデザインクラス
ストーリー 2
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
ノダミキが幾ら面白くともそれだけに頼る展開は見ていて辛い。ネタが尽きて新キャラ増員するもノダミキ軍団とは関係が遠く結果的に話が散漫になった。



宙のまにまに
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 5
天文部らしく天文話に引っ掛ける話の落ちが多く雰囲気が出ていた。それを語るのが文学青年でというのは説得力あったし、その文学青年が天文部に巻き込まれる過程もよかった。中盤過ぎた辺りまでAパートで1話Bパートで1話を見ているような感覚だった。1話で2話分を見ているようなお得なストーリー展開があって存分に楽しんだ。自分も楽しかったし人にも薦められるということで総合的な評価は5になります。



狼と香辛料2
ストーリー 2
キャラクター性 4
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 4
ホロの出番は少なかった。でも相変わらず魅力的でした。北へ行くラブストーリーとしては冬に放送した方が良くないかね?



青い花
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 5
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3
作画的に女の子達が常にかわいく描かれていたのが好印象でした。演出だと1話の幕引きが最も印象に残りました。文のモノローグをバックに江ノ電がホームに入ってきて二人をかき消してタイトル出しという流れは綺麗だったと思います。文が最後にあーちゃんをタゲる話の展開には悪い意味で鳥肌立ちましたが映像の質は全般に渡り高かった。人には薦められないが画&音は綺麗ということで総合的には3になります。



東京マグニチュード8.0
ストーリー 1
キャラクター性 3
画 2
演出 2
音楽 2
総合的な評価 1
地震が起こって遠方から歩いて家に帰る羽目になった。それだけの話。ユウキの健気さはよかったけど。



大正野球娘。
ストーリー 3
キャラクター性 2
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 4
最後の試合のシーンは野球アニメとしてかなり楽しめました。それ以外は日常話主体のお気楽な部活モノ。小梅と晶子に絞って見せることで人間関係の泥臭さや体育会系である野球の暑苦しさを排除させ、最後までお嬢様学校のほのぼのとした雰囲気を壊さず残したのは素晴らしい。大正野球娘らしさがそこには在ったと思う。




ベストキャラクター賞
野田ミキGA 芸術科アートデザインクラス
中の人の代表的なキャラになったのでは。


ベストOP賞
青い花空気公団青い花
小っこいあーちゃんとフミの踊りが可愛らしい。


ベストED賞
センティフォリア@Ceui青い花
原作の表紙でお馴染みの水彩画が綺麗でした。


ベスト声優賞・男性
代永翼(レムス@グイン・サーガ
ナヨナヨ加減に大爆笑してました。


ベスト声優賞・女性
戸松遥(GA芸術科アートデザインクラス@山口如月 宙のまにまに@蒔田姫 よくわかる現代魔法@一ノ瀬・弓子・クリスティーナ)
上手く演じ分けていたと思います。姫とクリスティーナをしたことは今後に繋がりそう。ガンダムUCでどんな役を演じるのか楽しみです。