天皇杯やナビスコカップなどカップ戦について

犬飼会長が天皇杯の控え中心に厳罰化示唆 (日刊スポーツ)



実にくだらない。大事なのはJ1リーグであってカップ戦ではない。Jの優勝や残留のほうが死活問題そのもので大事だし、ベストメンバー規制がどういう物か知らないが常にベストは生物である限りあり得ずそれをしようとすると常に100点ではなく70点を目指すことになり結局は試合のパフォーマンスレベルを落とすだろうと思う。天皇杯ジャイアントキリングを楽しむ場として提供すればよい。細かく言うとJ1チームをJ1以下のリーグのチームが倒す場として提供すればよい。エンターテイメント的にもその方が盛り上がる。メンバーを落としてきてもらう方がジャイアントキリングが起こる可能性が高くなるのだから落としてもらえば良い。天皇杯の権威とか伝統かそんなもの誰も見ていないし、そもそも面白くない。ナビスコカップはテレビ中継もマニアックな局でしか行わず全試合を見ることが出来ない。サッカーが生活に密着していない人には見る機会なんて殆ど無い。サッカー好きにとっても現地に行かない限り余り見られない大会。最初からマニアックな人達のための大会だ。だからルール的にもマニアックで良いと思っている。ニューヒーロー賞なんてものもあるんだし若手のための大会にすればいい。例えば23歳以下の選手が必ず3人以上先発出場をしなければならないとか、20歳以下の選手が途中出場でもかまわないので必ず3人以上出場しなければならないとか、GKはその年のJリーグ試合出場数が一番少ない選手が先発しなければならないとか(怖いけど見ている分には面白そうだし試合に出ることが少ない控えキーパーの経験積みにはもってこいのルールだと思う)。様々なサッカーブログを見てるとサッカーを好きな人ほどユースなど若手の試合も見ているように感じる。そういう人達に向けてのカップで良いと思う。天皇杯が外向きでナビスコが内向き。で全ての資源が集約された本流はJリーグ。見る側にはメリハリの付けた3つの関係を作って色々な角度から興味を刺激し、チームとしてはその時々のルールや状況の中で選手を回しながらいつも最高点を目指す。下手な均一化よりもルール変更で枠組みをずらす方が得策だと思う。