ジュビロ磐田について

ブラジル人監督が通ったあとは、何も生えない。それがJの通説です。といいますか、それ以上に中盤にブラジル人を3人置くというのは一体何を考えているのでしょう。しかもボランチですよ。ボランチというのは骨格で言えば骨盤、身体運用の仕組みで言えば胎(ハラ)、内蔵で言えば言葉どうり肝(きも)のような場所です。そこに監督次第・成績次第で直ぐに居なくなるような可能性が高い外人を3人も置くというのは何を考えているのでしょう。自殺行為です。彼らが居なくなったあとは手足(FWやDF)は、きっともうまともに動かすことは出来なくなっているでしょう。骨盤も肝も胎もないのでは身動きは出来ません。待つのは敗北だけです。大体監督つながりで呼ぶのが理解できません。そういう選手って監督が居なくなったら高い確率で帰国する可能性がありませんか?ジュビロのフロントには心底失望しました。新しくスタイルを作るといいながら何のことはない即効性の強い外人入れて*1目先の勝利だけ見てチームの将来のこと何も考えていない。ボランチに外人3人とか将来的に見たらリスキー極まりない。断言しますが近い将来確実に降格争いをすると思います。アジウソンのサッカーははまれば大勝しはまらなければ惨敗というおよそ優勝が出来るようなものではありません。サイドバックは容易にクロスを上げさせるような守備の出来ない選手を置き、それでいて中央は2DFで一人が一人を抑えなければなりません。攻撃を厚くする為に攻撃力の高いサイドバックを置いているようですが、基本はハーフカウンターで誰かが抜け出してクロスを遼一なり成岡なりが空いている所に突っ込んで合わせるというもので全くをもってサイドバックは攻撃に厚みを加えていません。やろうとしている事とやっていることがちぐはぐというのもありますが、それ以上に選手の特性に合わせた戦い方というのが出来ていません。ジュビロ磐田が川口の為だけの鍛錬の場だというのであれば納得できますが、それはもはやチームではないでしょう。先達が身を削り渾身の力で持って作り上げたジュビロのパスサッカーを失うに値する戦い方をしてほしい。強くそう思います。

*1:Jリーグではまだまだ外人は活躍できる、ある程度まじめにやれば